ヤミ金業者だった

任意整理というのは一般的に負債の整理というようにも呼ばれていて、それぞれ債権を有する者に借金の返済を継続していくことを選ぶ借金整理の手順になります。

一般的な流れですが司法書士事務所それから弁護士が貸し手とあなたの仲介役として相談し、利息制限法に照らしながら利息の再考慮を実行して一から計算しなおした借り入れた元金について利子を減額する方法で３年程度の時間をめどに返済する借金整理の方策です。

 

この任意整理には簡易裁判所等の公的機関が口出ししませんので他の処理と比較した場合でも手続きを行った場合における不利益が最も少なく、手順も債務者にそれほど問題にならないことから、真っ先に考慮するようお勧めする手続きとなります。

 

または、貸し手がヤミ金業者に類する大変高額なだった場合は、利息制限法で定められている利息を超過して振り込んだ金利分は借入元金に充当すると判断されもととなる元金自体を減額することも不可能ではありません。

 

つまり、ヤミ金業者などのとても高い利子のところに対しある程度長い期間返し続けているケースではかなりの利息分をカットできる場合もありますし１５，６年とか返済している場合だと元金自体が消滅してしまう可能性もあります。

 

任意整理の良い点ですが、破産手続きと違って特定のお金のみを処理することになりますので他の連帯保証人が付く借入金以外だけで整理をしていく際やクルマのローンを除いて整理をする際などにおいてでも用いることができますし、全ての財産を手放す義務はないので、自動車や戸建て住宅などの自分名義の資産を持っていて、手放してしまいたくない状況においても選択肢になる債務整理の手続きといえるでしょう。

 

しかしながら、手続きを取った後の返済に必要となる額と実際として可能な手取り額を比較し、常識的に見て完済が見通せるようである場合はこの方法で手続きを進めていくほうが良いといえますが自己破産と違い負債自体がなくなってしまうという意味ではありませんので、借金の額が巨額な場合においては実際に任意整理で方法を取るのは難しいといえるでしょう。